どうも、お久しぶりですけいです(‘ω’)ノ
実は先日長女が生まれてバタバタで……。というのは言い訳で、半導体急落で評価損益見るのが怖くて何もしませんでした(笑)
まあNISA始めたばかりで投資元本はたかが知れてるので、急落したとしても額が大したことないのですが、自分の中では結構サテライトは強気のハイテク推しでしたので、胃がキリキリでした(*_*)
さてそんな中、我らがジャパンディスプレイのニュースが飛び込んでまいりました(笑)
もう諦めてた方、いらっしゃるのではないでしょうか?笑
・・・私もですw
ジャパンディスプレイ(JDI)は買い?債務超過解消!
ジャパンディスプレイ(JDI)が、2026年6月末時点で債務超過を解消したと発表しました。
JDIといえば、長年赤字が続いている企業として知られています。
今回のニュースだけを見ると、
「債務超過が解消されたなら、いよいよ復活するのでは?」
「株価が安いうちに買っておいた方がいい?」
と思う人もいるかもしれません。
実際、今回の決算ではかなり大きな改善も確認できました。
ただし、結論からいうと、
JDIは確かに改善しているものの、長期投資で安心して買える状態にはまだ達していません。
一方で、短期トレード目線では面白い材料が増えてきています。
今回はJDIの最新決算を、投資初心者にも分かりやすく整理してみます。
JDIが債務超過を解消
まず今回最も大きなニュースが、JDIの債務超過解消です。
2026年3月末時点では、JDIの純資産は
約マイナス74億円
でした。
つまり、会社の資産よりも負債の方が多い「債務超過」の状態です。
ところが、2026年6月末には純資産が
約36億円のプラス
まで改善しました。
これによって、いったん債務超過を解消しています。
JDIは2027年3月末までに債務超過を解消できなければ、東京証券取引所の上場維持基準に抵触する可能性がありました。
その意味では、今回の債務超過解消はかなり大きな前進です。
ただし、本業の利益で解消したわけではない
ここは非常に重要です。
JDIが債務超過を解消できた主な理由は、
本業で大きな利益を出したからではありません。
筆頭株主である「いちごトラスト」が新株予約権を行使し、JDIに新しい資金が入ったことが大きく影響しています。
簡単にいうと、
「会社が稼いで財務を立て直した」
というより、
「新しい株を発行して資金を入れてもらった」
というイメージです。
そのため、債務超過を解消したこと自体は好材料ですが、これだけで「JDIはもう安全」と判断するのは早いでしょう。
決算内容はかなり改善している
とはいえ、今回の決算には明るい材料もあります。
2027年3月期第1四半期の主な数字を前年同期と比較すると、以下のようになっています。
| 項目 | 前年同期 | 今回 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約324億円 | 約239億円 | 減収 |
| EBITDA | 約▲81億円 | 約▲5億円 | 大幅改善 |
| 営業利益 | 約▲92億円 | 約▲12億円 | 大幅改善 |
| 経常利益 | 約▲120億円 | 約▲33億円 | 改善 |
| 最終利益 | 約▲203億円 | 約▲35億円 | 大幅改善 |
売上高は約26%減っています。
しかし注目したいのは、赤字額です。
営業赤字は、
約92億円 → 約12億円
まで縮小しました。
さらにEBITDAも、
約▲81億円 → 約▲5億円
まで改善しています。
EBITDAという言葉は、投資初心者には少し分かりにくいと思います。
かなり簡単にいうと、
「本業でどれくらい現金を稼げる力があるかを見る指標」です。
JDIは前年同期には約81億円のマイナスでしたが、今回は約5億円のマイナスまで改善しました。
つまり、
あと少しでEBITDA黒字化が見えるところまで来た
とも考えられます。
今回の決算で最も評価できるポイントの一つです。
ただし、まだ赤字企業
改善しているとはいえ、JDIはまだ黒字企業ではありません。
今回も、
営業利益:約▲12億円
最終利益:約▲35億円
となっています。
さらにJDIは長期間赤字が続いています。
そのため、
「赤字が減った」
ことと、
「安定して利益を出せる会社になった」
ことは別です。
次のステップとして重要なのは、
EBITDA黒字化 → 営業黒字化 → キャッシュフロー黒字化
です。
また、JDIを見るうえで、個人的にかなり気になるのがキャッシュフローです。
今回の営業キャッシュフローは、
約▲74億円
でした。
つまり、会社の事業活動によって現金がまだ流出しています。
現金及び現金同等物も、
約277億円から約200億円
まで減少しています。
業績が改善していても、会社から現金が出続けてしまえば、いずれ再び資金調達が必要になります。
そのため今後は、
「赤字が減ったか」だけでなく、「現金が減らなくなったか」
を見ることが大切です。
JDI株最大の注意点は「希薄化」
JDI株を買ううえで、もう一つ大きな注意点があります。
それが、
株式の希薄化
です。
JDIは新株予約権を使って資金調達しています。
新しい株がどんどん発行されると、会社全体の株式数が増えます。
たとえば、会社の価値が同じ100億円だったとして、
1億株なら1株あたり100円ですが、
2億株に増えれば1株あたり50円です。
これが株式の希薄化です。
JDIでは実際に発行済株式数が増えており、今後も追加の資金調達が行われれば、既存株主の1株あたり価値が薄まる可能性があります。
結局、JDI株は買いなのか?
ここからが本題です。
僕はJDIについて、
長期保有と短期トレードでは評価を分けて考えた方がいい
と思っています。
長期保有目線:まだ積極的には買わない
5年、10年という長期保有を前提にするなら、現時点では慎重に見たいです。
理由は、
- まだ営業赤字
- キャッシュフローもマイナス
- 新株発行による希薄化リスク
- 新規事業が本当に成長するか不透明
- 長年赤字が続いている
といった問題が残っているためです。
長期投資では、
「継続的に利益を出せるか」
が非常に重要です。
そのためJDIについては、
株価が少し上がったとしても、
黒字化を確認してから買う
という考え方でも遅くないと思います。
仮に50円から70円になったとしても、その後本当に200円、300円を目指せる会社になるなら十分利益を狙えます。
短期トレード目線:こちらは面白い
一方、短期トレード目線ではJDIは面白い銘柄だと思います。
理由は、
- 債務超過解消
- EBITDA大幅改善
- 営業赤字縮小
- 再建期待
- 新規事業への期待
など、株価を動かす材料が増えているからです。
さらにJDIは50円前後の低位株です。
50円から55円になれば、
+10%
50円から60円なら、
+20%
です。
数円動くだけで、かなり大きな値動きになります。
そのため、ニュースや決算をきっかけに資金が集まれば、短期間で大きく動く可能性があります。
もちろん逆方向にも同じだけ動くため、リスクも高いです。
長期と短期で評価するとこうなる
| 投資スタイル | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 10年以上の長期投資 | ★★☆☆☆ | 黒字化確認が必要 |
| 3〜5年の再建期待 | ★★★☆☆ | 少額なら面白い |
| 数か月保有 | ★★★★☆ | 再建材料が増えている |
| 短期トレード | ★★★★☆ | 低位株で値幅が出やすい |
| NISAの主力 | ★☆☆☆☆ | リスクが高い |
| 宝くじ枠 | ★★★★☆ | 大化け余地はある |
次の決算で見るべきポイント
今後JDIを見るなら、個人的には次の5つに注目します。
- EBITDAが黒字化するか
- 営業利益が黒字化するか
- 営業キャッシュフローが改善するか
- 新株発行がさらに増えないか
- 純資産が再びマイナスにならないか
特に、
EBITDAがプラスに転換するか
は重要です。
今回すでに約▲5億円まで改善しています。
もし次回、
+数億円〜十数億円
まで改善すれば、「JDI再建が本格化している」と見る投資家が増える可能性があります。
まとめ
JDIは今回の決算で、
「倒産・上場廃止が心配な会社」から「再建できる可能性が見え始めた会社」
へ一歩前進した印象です。
ただし、債務超過解消の大部分は資本注入によるもので、本業が黒字化したわけではありません。
そのため、
長期投資はちょっとやめといたほうが( ^ω^)・・・
一方で、
短期トレードなら、再建期待を材料に値動きを狙う余地はある。
というのが現在の僕の考えです。
個人的には、JDIは資産形成の中心に置く銘柄ではありません。
ただ、
「もし再建できたら大きく化けるかもしれない」
という夢のある銘柄ではあります。
少額の「宝くじ枠」として楽しむのであれば、面白い存在かもしれません。
※本記事は特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断は、ご自身の責任で行ってください。


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